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2010-03-10

マリーナ・アブラモヴィッチとの出会い

一つ前のエントリーで紹介したマリーナ・アブラモヴィッチですが、私が初めて彼女の作品と出会ったのは6年前、シカゴの現代写真美術館(Museum of Contemporary Photography [MoCP])に行った時なんです。

彼女は主にパフォーマンス・アートで有名な人ですから、こんな場所で会うとは!(といってもビデオで録画されたものですが)しかもMoCPはシカゴにあるコロンビア・カレッジが建てたものなのですが、かなり小さい・・・ギャラリーとでも言った方がいいサイズです(確かsuggested priceみたいなかたちになっていて、特に入場料とかはないです)。


そして、MoCPでみた作品の一つがこれです(パフォーマンスのほんの一部):


タイトルは"Art must be beautiful, Artists must be beautiful"(1975年作)
そのタイトルと一緒に下の文章があったのですが、これを読んだ時の衝撃といったら・・・(思わず全部書き写してしまいました)。

I brush my hair with a metal brush in my right hand and simultaneously comb my hair with a metal comb in my left hand. While doing so, I continuously repeat "Art must be beautiful, Artists must be beautiful" until I hurt my face and damage my hair.

この中で注目したいのがartとbeautyの関係です。

芸術を学んでいく中でこの美という概念は必ず出てきますし、私たちも日常的に「美」を使った形容をしますよね。では芸術は美しいものであるか?もしくは、美しいもののみが芸術であるか?そもそも美って?

日本では「髪は女の命」なんていいますが、美を磨くために行っている行為が反対に美を損ねているとしたら?
「顔や髪を痛めるまで梳かした」先にあるものは?



シカゴには、シカゴ美術館(The Art Institute of Chicago)シカゴ現代美術館(Museum of Contemporary Art, Chicago)という2つの大きな美術館があるので現代写真美術館が目的で行く人はそんなに多くないかもしれませんが、時間があったら是非。(シカゴ美術館は去年レンゾ・ピアノ氏によってモダン・ウィングが増築されて話題になりました)


んー、NYに行って生のパフォーマンスみたい・・・

ちなみに彼女はいろんな意味ですごいパフォーマンスをやるのですが、この"Rhythm 10"もMoMAでやるのか気になります

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